疾患

喘息・長引く咳 — 内科で背景を調べ、吸入治療で管理する

8週間以上続く咳や、喘息が気になる方へ。東京都中央区の八丁堀3丁目クリニックでは、石田和也院長が内科の視点で、問診・胸部レントゲン・アレルギー血液検査を通じて長引く咳の背景を調べます。喘息と診断された場合は、吸入ステロイドによる治療と吸入指導で継続的に管理します。精密な呼吸機能検査や難治例は専門医療機関へご紹介。宝町駅A2出口から徒歩2分。Web予約・オンライン診療に対応しています。

監修: 石田 和也(院長)公開日: 最終更新日:

八丁堀3丁目クリニックの喘息・長引く咳の診療

咳が長く続く、夜間や早朝に咳き込む、ゼーゼー・ヒューヒューという音(喘鳴)をともなう、といった症状の背景には、喘息や咳喘息などの気道の炎症が隠れていることがあります。八丁堀3丁目クリニックでは、内科の視点で長引く咳の背景を調べ、喘息と診断された場合は吸入ステロイドによる治療と吸入指導を通じて、継続的な管理を行います。

かぜが治った後も咳だけが長引く、市販の咳止めでは治まらない、といった場合もご相談ください。急性の発熱や感染症をともなう咳は発熱外来で対応し、長引く咳・慢性の咳は喘息などの視点から評価します。

長引く咳の背景を内科で調べます

はじめに、咳がいつから続いているか、どのような時間帯・状況で出るか、喘鳴や息苦しさをともなうか、アレルギーの有無などを丁寧にうかがいます。そのうえで、胸部レントゲンを院内で当日撮影し、肺炎やその他の胸部の病気がないかを確認します。血液検査・尿検査・心電図も院内で当日実施できます。

アレルギーが関係していると考えられる場合には、アレルギー血液検査(特異的IgE)で原因となるアレルゲンを調べることもできます。咳の期間や症状のパターンから、かぜによる一時的な咳か、喘息・咳喘息などのかぜ以外の原因かを見極めていきます。

喘息と診断された場合の治療

喘息は、気道に慢性的な炎症が起こる病気で、症状がないときも炎症が続いています。そのため、治療の柱となるのが、炎症を抑える吸入ステロイド(ICS)です。八丁堀3丁目クリニックでは、吸入ステロイドを中心とした治療を行い、薬が正しく気道に届くように吸入指導を行います。

症状や経過に応じて、気管支を広げる薬などを組み合わせ、発作を防ぎながら良い状態を保つことを目指します。喘息は自己判断で治療をやめると症状が再び悪化しやすいため、症状が落ち着いた後も継続的に管理していくことが大切です。日本アレルギー学会の喘息予防・管理ガイドライン(2024年版)でも、吸入ステロイドを軸とした長期管理が基本とされています。

精密な検査・難治例は専門医療機関へご紹介します

呼吸機能を詳しく調べるスパイロメトリーや呼気中の一酸化窒素(FeNO)の測定など、より専門的な検査が必要な場合や、治療を行っても症状のコントロールが難しい難治例・重症例では、八丁堀3丁目クリニックから、聖路加国際病院 呼吸器センターや東京慈恵会医科大学附属病院 呼吸器内科などの専門医療機関へご紹介します。精密な評価や生物学的製剤による治療が必要な場合も、連携しながら対応します。

こんな症状のときはご相談ください

  • 咳が8週間以上続いている
  • 夜間や早朝に咳き込む、または息苦しさで目が覚める
  • ゼーゼー・ヒューヒューという音(喘鳴)をともなう
  • かぜが治った後も、咳だけが長引いている
  • 市販の咳止めを使っても咳が治まらない
  • アレルギー体質で、季節の変わり目などに咳が続く

早めの受診をおすすめするサイン

強い息苦しさや呼吸困難、血の混じった痰、高熱、胸の痛みをともなうときは、喘息の発作や、肺炎など別の病気が疑われます。様子を見ず、できるだけ早く医療機関を受診してください。呼吸が苦しくて話しづらいほどの症状は、救急での対応が必要です。

喘息・長引く咳とは(概要)

喘息(気管支喘息)は、気道に慢性的な炎症が起こり、気道が狭くなることで、発作的な咳・喘鳴・息苦しさをくり返す病気です。炎症が続くと気道が刺激に敏感になり、ちょっとしたきっかけ(かぜ、運動、アレルゲン、たばこの煙、気温の変化など)で症状が起こりやすくなります。

咳喘息は、喘鳴や息苦しさをともなわず、慢性の咳だけが続くタイプで、喘息と同じように気道の炎症が背景にあります。放置すると一部が典型的な喘息に移行することがあるため、適切な治療が大切です。日本では、長引く咳の代表的な原因のひとつとされています。

咳は続く期間によって、3週間未満の急性のもの(多くはかぜ)、3〜8週間の遷延性のもの、8週間以上続く慢性のものに分けられます。8週間以上続く咳は、かぜ以外の原因を調べる必要があり、喘息・咳喘息のほか、アレルギー、副鼻腔炎に伴う後鼻漏、胃食道逆流、喫煙による慢性の気道の病気などが背景となることがあります。

よくあるご質問

Q. 八丁堀3丁目クリニックでは長引く咳や喘息にどんな検査をしますか?

A. まず問診で、咳の続いている期間・出やすい時間帯や状況・喘鳴や息苦しさの有無・アレルギーの有無などをうかがいます。

胸部レントゲンを院内で当日撮影し、肺炎やその他の胸部の病気がないかを確認します。血液検査・尿検査・心電図も院内で当日実施できます。

アレルギーが関係していると考えられる場合は、アレルギー血液検査(特異的IgE)で原因を調べることもできます。呼吸機能を詳しく調べるスパイロメトリーなど、より専門的な検査が必要な場合は、連携する専門医療機関へご紹介します。

Q. 咳は何週間続いたら受診した方がよいですか?

A. 咳は続く期間によって、3週間未満の急性のもの、3〜8週間の遷延性のもの、8週間以上続く慢性のものに分けられます。

3週間未満の咳は多くがかぜによるものですが、8週間以上続く咳は、喘息・咳喘息など、かぜ以外の原因を調べる必要があります。

夜間・早朝に悪化する、喘鳴をともなう、市販薬で治まらない、といった場合は、期間にかかわらず早めにご相談ください。

Q. 喘息の吸入ステロイドは続ける必要がありますか?

A. 喘息は気道の慢性的な炎症が背景にあり、症状がないときも炎症が続いています。そのため、吸入ステロイドを継続して炎症を抑えることが治療の基本です。

自己判断で治療をやめると、炎症が再び強まり、発作を起こしやすくなります。症状が落ち着いていても、医師と相談しながら継続することが大切です。

八丁堀3丁目クリニックでは、薬が正しく気道に届くように吸入指導を行い、継続的な管理をサポートします。

Q. 咳喘息とはどのような病気ですか?

A. 咳喘息は、ゼーゼー・ヒューヒューといった喘鳴をともなわず、慢性の咳だけが続くタイプの病気です。喘息と同じように、気道の炎症が背景にあります。

一般的な咳止めは効きにくく、吸入ステロイドなど喘息に準じた治療が有効とされています。

放置すると一部が典型的な喘息に移行することがあるため、長引く咳が続く場合は、適切な評価と治療を受けることがすすめられます。

Q. 予約は必要ですか?

A. Web予約をご利用いただけます。長引く咳や喘息が気になる症状があるときは、Web予約のうえご来院ください。

再診の場合は、オンライン診療にも対応しています。

関連するページ

参考文献

  1. 日本アレルギー学会「喘息予防・管理ガイドライン2024」 [Link]
  2. 日本呼吸器学会「咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019」 [Link]
  3. アレルギーポータル(日本アレルギー学会 運営・厚生労働省 補助事業)「成人のぜん息」 [Link]