診療案内
予防接種 — 小児定期接種・任意接種・成人予防接種・妊婦RSVワクチンに対応
八丁堀3丁目クリニック(宝町駅A4出口から徒歩3分・八丁堀駅B2出口から徒歩5分)では、小児の定期接種・任意接種、インフルエンザ・帯状疱疹・肺炎球菌などの成人予防接種、および2026年4月から定期接種化された妊婦RSウイルスワクチン(アブリスボ)に幅広く対応しています。小児定期接種はすべて実施しており、同時接種・接種スケジュールのご相談にも応じます。新型コロナウイルスワクチンは明治製菓ファルマのレプリコンワクチン「コスタイベ」も採用しています。ご予約は予約時に「予防接種」をお選びください。Web予約・公式LINEからの予約サイト・お電話(03-6222-2772)で承ります。
八丁堀3丁目クリニックでの予防接種
小児定期接種
八丁堀3丁目クリニックでは、小児の定期接種はすべて実施しています。中央区にお住まいの方は中央区発行の予診票をお持ちください。他の区市町村にお住まいの方も接種可能ですが、一部お住まいの自治体への事前申請が必要な場合があります。
接種スケジュールに迷われた場合は、母子手帳をお持ちのうえお気軽にご相談ください。同時接種にも対応しています。
- B型肝炎ワクチン
- ロタウイルスワクチン
- 五種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib:ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ)
- 小児肺炎球菌ワクチン(PCV20:プレベナー20®)
- BCG
- 麻しん風しん混合ワクチン(MR)
- 水痘ワクチン
- 日本脳炎ワクチン
- 二種混合ワクチン(DT)
- HPVワクチン(シルガード®9)※男女ともに中央区の助成対象
小児任意接種
自費での任意接種にも幅広く対応しています。お子さまの健康を守るために追加で検討できるワクチンをご案内します。
中央区では令和7年度から経鼻弱毒生インフルエンザワクチン「フルミスト®点鼻液」も助成対象となっており、注射を嫌がるお子さまにもお選びいただけます。
- インフルエンザワクチン(HAワクチン・フルミスト®点鼻液の両方に対応)
- おたふくかぜワクチン
- A型肝炎ワクチン
- 髄膜炎菌ワクチン
成人予防接種
成人の予防接種にも幅広く対応しています。65歳以上の定期接種から、働き盛り世代の麻しん風しん抗体対策、帯状疱疹予防まで対応可能です。
中央区の成人用肺炎球菌ワクチン助成などの自治体助成制度を利用される方は、お住まいの自治体発行の予診票をお持ちください。
- インフルエンザワクチン(HAワクチン・フルミスト®点鼻液の両方に対応)
- 帯状疱疹ワクチン(生ワクチン ビケン®・不活化ワクチン シングリックス®)※予防効果・持続期間の観点からシングリックス®を推奨しています
- 成人用肺炎球菌ワクチン — 2026年4月から65歳の定期接種はPCV20(プレベナー20®)に変更されました。効果の観点では血清型カバー率が高いPCV21(キャップバックス®)も推奨できる選択肢です(任意接種)。PPSV23(ニューモバックス®)は従来の定期接種ワクチンで、既接種の方の継続管理にも対応します
- 麻しん風しん混合ワクチン(MR)・麻しん単抗原・風しん単抗原・水痘ワクチン
- B型肝炎ワクチン・破傷風トキソイド
- 新型コロナウイルスワクチン — 明治製菓ファルマのレプリコンワクチン「コスタイベ®」、およびファイザー社「コミナティ®」を中心に対応しています(18歳以上)。他のワクチン(モデルナ等)は在庫状況によりご用意できる場合があります
妊婦 RS ウイルスワクチン(アブリスボ®)
2026年4月1日より、新生児・乳児のRSウイルス感染症重症化を予防するための妊婦向け母子免疫RSウイルスワクチン「アブリスボ®」が定期接種となりました。妊娠28週0日〜36週6日の妊婦の方が対象で、原則として公費負担で接種できます。
妊娠中に接種することで、お母さんの抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに移行し、生まれた直後から赤ちゃんをRSウイルスから守ることが期待されます。八丁堀3丁目クリニックでもアブリスボ®の接種に対応しており、主治医の産婦人科と並行してかかりつけ医として接種をご検討いただけます。
海外渡航ワクチン
海外渡航前のワクチン接種についても、A型肝炎・B型肝炎・破傷風・麻しん風しん・水痘など、一般的な渡航ワクチンに対応しています。ただし、狂犬病ワクチンなど一部の特殊な渡航ワクチンについては八丁堀3丁目クリニックでは対応しておらず、渡航外来を専門とする医療機関への紹介をご案内します。ご渡航予定の国・地域をお伝えいただければ、必要なワクチンを一緒にご確認します。
ご予約方法と同時接種
予防接種は完全予約制です。以下の方法でご予約いただけます。予約時に「予防接種」をお選びください。
同時接種について — 小児ワクチンは医学的に安全性が確認されており、八丁堀3丁目クリニックでも同時接種に対応しています。接種回数が多い時期にご家族の通院負担を減らし、各疾患を早期から予防できる利点があります。同時接種を希望される場合は、予約時または受付時にお申し出ください。
- Web予約 — 予約サイトからご予約いただけます
- 公式LINEから予約サイトへ — 公式LINEの画面から予約サイトにアクセスできます
- お電話 — 03-6222-2772(診療時間内)
予防接種の基礎知識
定期接種と任意接種の違い
予防接種には、法律に基づき自治体が接種を推奨する「定期接種」と、ご家族の判断で受ける「任意接種」があります。
定期接種 — 予防接種法に基づくA類疾病(子どもの集団予防目的)・B類疾病(個人の発症予防目的)に対するワクチン。対象年齢・回数が定められており、自治体の予診票があれば原則無料(B類は一部自己負担)で接種できます。
任意接種 — インフルエンザ(小児)・おたふくかぜ・A型肝炎などが該当。自費接種となりますが、発症予防や重症化予防の観点から推奨されるものも多くあります。中央区では小児インフルエンザなど一部の任意接種にも助成制度があり、HAワクチン・フルミスト®点鼻液の両方が助成対象となっています(年度により変動)。
同時接種の安全性
小児の予防接種では、2種類以上のワクチンを同じ日に別々の部位に接種する「同時接種」が広く行われています。日本小児科学会の指針でも、同時接種は安全性・有効性ともに確立されているとされ、発熱などの副反応の頻度が単独接種と比べて増えないことが国内外の研究で示されています。
同時接種の主な利点は以下の通りです。
- 接種スケジュールを計画通りに完了しやすい
- 各疾患を早期から予防できる
- ご家族の通院負担を軽減できる
接種後の副反応と対応
予防接種の多くは、安全性が十分に確認されたワクチンですが、接種後に以下のような副反応が起こることがあります。
万が一重度の副反応と思われる症状が出た場合は、ただちに八丁堀3丁目クリニックまたは救急医療機関にご連絡ください。
- 軽度の副反応(頻度が比較的高い) — 接種部位の赤み・腫れ・痛み / 発熱(37〜38℃程度) / 機嫌の悪化・食欲低下・軽度の倦怠感。これらは通常1〜2日以内に自然に改善します。解熱剤の使用や通常の入浴は可能です
- 重度の副反応(まれ) — アナフィラキシー(接種後30分以内の急激なアレルギー反応) / けいれん・意識障害 / 高熱の遷延。これらは頻度はごくまれですが、接種後30分以内の発症が多いため、八丁堀3丁目クリニックでは接種後しばらく院内でお待ちいただく運用をとっています
よくあるご質問
Q. 接種スケジュールの相談だけでもできますか?
A. はい、お子さまの月齢・これまでの接種歴・今後のスケジュールについてのご相談だけでも可能です。母子手帳をお持ちのうえ、通常の診察と同じ枠でご予約ください。同時接種の組み合わせや、転居・予防接種の中断後の再開についてもご相談いただけます。
Q. 予防接種と乳児健診は同日に受けられますか?
A. はい、可能です。ご予約時にあわせてお申し出ください。乳児健診で問題がなければそのまま予防接種に進める運用をとっており、ご家族の通院負担を軽減できます。
Q. 成人用肺炎球菌ワクチンはPCV20とPCV21のどちらを選べばよいですか?
A. 2026年4月から65歳の定期接種はPCV20(プレベナー20®)に変更されました。自己負担が少なく、1回の接種で済むため多くの方にお勧めできます。一方、PCV21(キャップバックス®)は血清型カバー率がより高いと報告されており、任意接種での追加選択肢となります。接種歴・基礎疾患・自治体助成の状況により最適解が異なりますので、診察時にご相談ください。
Q. 帯状疱疹ワクチンはシングリックスと生ワクチンのどちらがおすすめですか?
A. 八丁堀3丁目クリニックでは、予防効果の高さと持続期間の長さからシングリックス®(不活化ワクチン)を推奨しています。ただし、シングリックスは2回接種が必要で費用も高めになるため、生ワクチン(ビケン®)をお選びいただくことも可能です。自治体助成の対象も年々拡大していますので、接種前にご確認ください。
Q. 副反応が出た場合はどう対応すればよいですか?
A. 接種部位の赤み・腫れ・軽度の発熱は多くの場合1〜2日以内に自然に改善します。高熱が続く・ぐったりしている・けいれん・顔色不良などの症状が出た場合は、ただちに八丁堀3丁目クリニック(03-6222-2772)または夜間・休日であれば救急医療機関(#8000 こども医療でんわ相談・#7119 救急安心センター)にご連絡ください。
Q. 海外渡航前の予防接種は対応できますか?
A. A型肝炎・B型肝炎・破傷風・麻しん風しん・水痘など、一般的な渡航ワクチンには対応しています。ただし、狂犬病ワクチンなど一部の特殊な渡航ワクチンについては対応しておらず、渡航外来を専門とする医療機関への紹介をご案内します。ご渡航予定の国・地域をお伝えいただければ、必要なワクチンを一緒にご確認します。
参考文献
- 日本小児科学会「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」
- 厚生労働省「予防接種情報・予防接種法に基づく定期接種」
- 日本呼吸器学会・日本感染症学会・日本ワクチン学会「65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第8版)」, 2026
- 日本産科婦人科学会「妊婦へのRSウイルスワクチン接種について」
- 国立感染症研究所「予防接種スケジュール」
- 中央区「予防接種のご案内」