症状
いびき・日中の眠気 — 考えられる原因・受診の目安・何科を受診すべきか
いびき、睡眠中の無呼吸、朝の頭痛、日中の強い眠気は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)などのサインかもしれません。眠気が仕事や運転に影響する場合や、ご家族から無呼吸を指摘された場合は、期間を決めて待たずにご相談ください。八丁堀3丁目クリニックでは、働く世代の生活習慣や糖尿病・内分泌疾患も確認しながら、郵送で行う簡易検査や在宅PSG、必要に応じたCPAP治療につなげます。
迷わず119番を考える症状
いびきや眠気そのものは通常、救急車を呼ぶ症状ではありません。ただし、次のような急な症状がある場合は、SASの相談を待たずに119番へ連絡してください。
- 突然の強い胸痛、胸を圧迫されるような痛み、急な息苦しさ
- 意識を失った、呼びかけても反応が悪い、唇が紫色になっている
- 顔や手足の片側が動かしにくい、ろれつが回らない、突然の激しい頭痛
ご自身で運転して受診せず、救急隊の案内に従ってください。
こんな症状ありませんか?
いびきや日中の眠気には複数の原因があります。ご自身では気づきにくいため、ご家族から指摘された呼吸の変化も重要な手がかりです。
- 大きないびきをかくと家族に指摘される
- 寝ている間に呼吸が止まっている、息苦しそうだと指摘された
- 夜中に息が詰まる感じで目が覚める
- 朝起きても疲れが取れない、熟睡感がない
- 日中に強い眠気を感じる、会議中や運転中に眠くなる
- 起床時に頭痛がある、口やのどが乾いている
- 夜中に何度も目が覚める、夜間にトイレへ行く回数が増えた
- 集中力が続かない、仕事のパフォーマンスが落ちている
- 肥満、高血圧、糖尿病などを指摘されている
考えられる原因・疾患
睡眠時無呼吸症候群は代表的な原因の一つですが、睡眠不足や薬の影響など、別の原因でも日中の眠気は起こります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠中に上気道(のどの空気の通り道)が繰り返し狭くなったり閉じたりして、無呼吸や低呼吸を起こす病気です。日中の眠気や朝の頭痛、集中力低下の原因となり、高血圧や心血管・脳血管疾患などとの関連も知られています。
上気道抵抗症候群(UARS)など
明らかな無呼吸が少なくても、空気の通りにくさによって睡眠が細かく分断され、眠気や疲労感が生じることがあります。簡易検査だけでは十分に評価できない場合があるため、症状が続くときは在宅PSGなどの詳しい検査や専門医療機関での評価を検討します。
甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンが不足すると、眠気・だるさ・体重増加・むくみ・寒がりなどが現れることがあります。症状や診察、TSH・FT4などの血液検査を合わせて評価します。
睡眠不足・生活リズム・薬や飲酒の影響
睡眠時間の不足、交代勤務や夜型生活、飲酒、眠気を起こす薬なども日中の眠気の原因になります。生活状況と服薬内容を確認し、原因に応じた対応を考えます。
その他の睡眠障害・心身の不調
ナルコレプシー、むずむず脚症候群、不眠症、うつ状態などでも日中の眠気や疲労感が起こります。突然眠り込む、金縛りを繰り返す、脚の不快感が強いなどの症状があればお伝えください。必要に応じて専門医療機関をご紹介します。
受診の目安 — いつ病院に行くべきか
次のような場合は、症状の期間だけで判断せず、内科・耳鼻咽喉科・呼吸器内科などへご相談ください。
- 家族にいびきや無呼吸、息苦しそうな呼吸を指摘された
- 日中の眠気や集中力低下が、仕事・学業・家事などに影響している
- 朝の頭痛、熟睡感のなさ、夜間の頻回な目覚めを繰り返している
- 高血圧・糖尿病・肥満などがあり、いびきや眠気も気になる
- 十分な睡眠時間を確保しても強い眠気が続く
いびき・日中の眠気は何科を受診すればよいか
一般的な相談先は内科・耳鼻咽喉科・呼吸器内科です。鼻やのどの構造が主な原因と考えられる場合は耳鼻咽喉科、他の睡眠障害が疑われる場合は睡眠専門医療機関での評価が必要になることがあります。
八丁堀3丁目クリニックは内科として、いびきや眠気の背景を確認し、郵送で行う簡易SAS検査や在宅PSGに対応しています。糖尿病・高血圧・甲状腺疾患などがある場合は、SASとの関連も含めて評価し、必要な治療や他科への紹介につなげます。
糖尿病・内分泌疾患とあわせて相談できます
SASは肥満や2型糖尿病、高血圧などと関連します。また、甲状腺機能低下症でも眠気・だるさ・体重増加などが現れます。健康診断で血糖や体重の変化を指摘された方、糖尿病の治療中にいびきや眠気が気になった方は、睡眠だけに原因を絞らずご相談ください。
八丁堀3丁目クリニックでは、SASの検査だけでなく、血糖・HbA1cや甲状腺機能など、症状と既往に応じて必要な評価を組み合わせます。
八丁堀3丁目クリニックでの診療の流れ
八丁堀3丁目クリニックは、都営浅草線 宝町駅A2出口から徒歩2分、JR八丁堀駅A3出口から徒歩5分です。通勤や仕事の予定に合わせて相談しやすいよう、平日夜と土曜午前にも診療しています。
1. 症状と生活状況の確認
いびき・無呼吸の指摘、日中の眠気、睡眠時間、生活習慣、服薬、高血圧や糖尿病などの既往を確認します。必要に応じて眠気の質問票も使用します。
2. 郵送で行う簡易SAS検査
必要と判断した場合は、提携業者から検査機器をご自宅へ郵送します。ご自宅で装着して記録し、使用後の機器も郵送で返却します。使用する機器や測定項目は、手配する業者によって異なる場合があります。
3. 結果説明と追加検査
解析結果が届き次第、検査結果と今後の方針をご説明します。簡易検査が陰性でも、症状や診察からSASなどが疑われる場合は、在宅PSGを含む詳しい検査を検討します。
4. CPAP導入・継続管理
検査結果や症状、現行の保険適用基準を踏まえて医師がCPAPの適応を判断します。導入時の機器説明や設定は提携業者と連携して行い、開始後は使用状況と治療効果を定期的に確認します。状態が安定し、医師が可能と判断した場合は、対面診療と組み合わせたオンラインでの継続管理にも対応します。
考えられる主な疾患
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
簡易検査と在宅PSGの違い、CPAP治療や現行の保険適用基準をご案内します。
甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンの不足により、眠気・だるさ・体重増加などが現れることがあります。
よくあるご質問
Q. いびき・日中の眠気はどのくらい続いたら病院に行くべきですか?
A. 期間だけで判断する必要はありません。ご家族から無呼吸を指摘された、眠気が仕事や生活に影響している、十分に寝ても強い眠気が続く場合はご相談ください。運転中の眠気、居眠り、事故になりかけた経験がある場合は運転を控え、速やかに受診してください。
Q. いびき・日中の眠気で何科を受診すればいいですか?
A. 内科・耳鼻咽喉科・呼吸器内科などが相談先です。八丁堀3丁目クリニックは内科として、SASの検査と治療、糖尿病・高血圧・甲状腺疾患などの評価に対応し、鼻やのどの治療や専門的な睡眠検査が必要な場合は適切な医療機関へご紹介します。
Q. いびきを軽くする生活習慣はありますか?
A. 体重管理、横向きで眠る工夫、就寝前の飲酒を控えること、禁煙などで改善する場合があります。ただし、原因や重症度によって効果は異なり、生活習慣の見直しだけでは不十分なこともあります。無呼吸の指摘や強い眠気がある場合は、生活改善だけで様子を見続けずご相談ください。
Q. いびき・日中の眠気の検査ではどんなことをしますか?
A. まず症状や睡眠時間、服薬、生活習慣を確認します。SASが疑われる場合は、提携業者から郵送する簡易検査を自宅で行えます。簡易検査だけでは判断できない場合や、結果が陰性でも疑いが残る場合は、在宅PSGなどの詳しい検査を検討します。
Q. いびき・日中の眠気の背景にある可能性がある病気は何ですか?
A. 睡眠時無呼吸症候群は代表的な原因の一つです。そのほか、上気道抵抗症候群、甲状腺機能低下症、ナルコレプシー、むずむず脚症候群、不眠症、うつ状態などが考えられます。睡眠不足、飲酒、眠気を起こす薬が原因となることもあります。
Q. いびき・日中の眠気はオンライン診療で相談できますか?
A. オンライン診療の可否は、症状や必要な診察・検査によって異なります。新たに強い眠気が出た場合や、検査前の対面評価が必要と医師が判断した場合は来院をご案内します。CPAP治療中で状態が安定している方は、対面診療と組み合わせたオンラインでの継続管理が可能です。