疾患

甲状腺疾患の診療 — 内分泌代謝の専門経験を活かした血液検査スクリーニングと長期管理

八丁堀3丁目クリニック(宝町駅 A2 出口徒歩 2 分・八丁堀駅 A3 出口徒歩 5 分)では、健診でTSH異常を指摘された方や、だるさ・動悸・体重変化が気になる方の甲状腺診療を行っています。内分泌代謝科専門医を中心とした診療体制で、血液検査によるスクリーニングから長期管理まで対応。エコーや精密検査が必要な場合は専門病院と連携してご紹介します。

監修: 石田 和也(院長)公開日: 最終更新日:

甲状腺疾患とは

甲状腺は首の前にある小さな臓器で、全身の代謝を調整する甲状腺ホルモンを分泌しています。ホルモンが過剰になる甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)、不足する甲状腺機能低下症(橋本病など)、しこりができる甲状腺結節が代表的な疾患です。オフィスワーカーの多い中央区・八丁堀エリアでは、健診や人間ドックでTSHの異常を指摘されて受診される方が中心で、八丁堀3丁目クリニックでは血液検査によるスクリーニングから診断後の長期管理までを担っています。

八丁堀3丁目クリニックでの甲状腺疾患の診断方法

八丁堀3丁目クリニックの役割: 血液検査による初期スクリーニング

甲状腺疾患の診療は、血液検査で甲状腺機能を確認することが出発点です。TSH・FT4・FT3に加え、必要に応じて抗TPO抗体・抗サイログロブリン抗体・TSH受容体抗体(TRAb)・サイログロブリンを測定し、結果をもとに治療開始・経過観察・専門病院での精密検査を判断します。健診結果で指摘を受けた方は、結果をお持ちのうえご来院ください。

エコー検査・精密検査が必要な場合

血液検査の結果、結節(しこり)の評価や甲状腺の構造的異常の確認が必要と判断された場合は、甲状腺専門病院や連携医療機関へご紹介します。八丁堀3丁目クリニックは都内の甲状腺専門病院や中央区近隣の総合病院と連携体制を整えており、患者さんごとに最適な紹介先をご提案します。紹介先で精密検査と診断を受けていただいたあと、安定した長期管理を八丁堀3丁目クリニックで継続するという形で、患者さんの通院負担を最小化しながら適切な専門医療につなぐ体制をとっています。

八丁堀3丁目クリニックでの甲状腺疾患の治療方法

治療の基本方針

甲状腺疾患の治療は、ホルモン値を正常域にコントロールしながら、原因疾患に応じて長期的に管理することが基本です。八丁堀3丁目クリニックでは、神野副院長が内分泌代謝科専門医として、石田院長が東京女子医科大学病院 高血圧・内分泌内科での臨床経験を活かして連携し、ガイドラインに準拠した治療と、患者さんのライフステージ(妊娠希望・妊娠中・授乳期・高齢期 等)に合わせた個別化を行います。

疾患別の治療の進め方

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)は抗甲状腺薬(チアマゾール・プロピルチオウラシル)による薬物療法が第一選択で、薬物療法で寛解する方は約3割とされ、コントロールが難しい場合は放射性ヨウ素治療や手術を専門病院と連携して検討します。橋本病・甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモン補充療法(レボチロキシン)でホルモン値を調整し、妊娠希望・妊娠中の方は目標値が異なるため連携して管理します。甲状腺結節は、機能異常のない安定した結節であれば血液検査と臨床評価による経過観察を八丁堀3丁目クリニックで継続し、精密評価が必要な場合は専門病院へご紹介します。

通院頻度の目安

ホルモン値の調整中は1〜2か月に1回、安定後は3〜6か月に1回の通院が一般的です。安定期の継続治療はオンライン診療にも対応しており、お忙しい方でも治療を続けやすい体制です。宝町駅・八丁堀駅から通いやすく、お仕事帰りの平日夜の受診にも対応しています。

関連疾患の同時管理

甲状腺機能低下症は脂質異常症の二次性原因として知られ、適切な治療で脂質値が改善するケースもあります。生活習慣病をお持ちの方は、甲状腺機能の確認を含めた総合的な評価を行います。

八丁堀3丁目クリニックでの甲状腺疾患診療の特色

甲状腺疾患は20〜40代の女性に多く、「疲れやすい」「動悸がする」「体重が変動する」など、忙しい働く世代では「忙しさのせい」と見過ごされやすい疾患です。八丁堀3丁目クリニックでは、内科・糖尿病・内分泌代謝科の3資格を持つ神野副院長を中心に、血液検査によるスクリーニングと診断後の長期管理を院内で担い、甲状腺エコー検査などの精密検査は都内の甲状腺専門病院や中央区近隣の総合病院と連携して実施する体制を整えています。バセドウ病・橋本病の診断と内服治療は外来で対応可能です。手術や放射性ヨウ素治療などの専門的治療が必要な場合は、都内の甲状腺専門病院など甲状腺専門施設と連携してご紹介します。

主担当医・神野副院長より

甲状腺疾患の診療で大切にしているのは、「数値の正常化」だけでなく「症状の改善」です。甲状腺ホルモンの数値が正常でも、患者さんの体感としてはスッキリしない、というケースは少なくありません。バセドウ病や橋本病は長期にわたる管理が必要な疾患ですが、適切な治療を続ければ普段の生活にほとんど支障はありません。「妊娠を考えているけれど治療と両立できるか」「仕事のストレスと症状の関係が知りたい」など、ライフステージに応じた相談にも丁寧にお応えしています。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q. 健診で「TSHが高い」「TSHが低い」と言われました。すぐ受診すべきですか?

A. TSHは甲状腺機能の最も鋭敏な指標で、「高い」は甲状腺機能低下傾向、「低い」は機能亢進傾向を示唆します。TSHだけでは確定できないため、FT4・FT3や抗体検査を組み合わせて、治療が必要な状態か経過観察でよいかを判断します。

八丁堀3丁目クリニックでは健診結果をお持ちいただければ、神野副院長(内分泌代謝科専門医)を中心に追加の血液検査と今後の方針をご提案します。

Q. 首にしこりがあります。すぐに受診すべきですか?

A. しこりに気づいた場合は、放置せず受診をお勧めします。甲状腺結節の大半は良性で、すぐに治療が必要なものはまれですが、まれに悪性(甲状腺がん)のことがあります。八丁堀3丁目クリニックではまず血液検査で甲状腺機能を確認し、しこりの精密評価が必要な場合は提携する甲状腺専門病院でのエコー検査・必要に応じて穿刺吸引細胞診をご紹介します。診断後の長期管理は引き続き八丁堀3丁目クリニックで継続できます。

Q. オンライン診療で甲状腺疾患の継続治療は可能ですか?

A. ホルモン値が安定している継続治療のオンライン診療に対応しています。直近の血液検査結果をもとに薬の調整を行い、処方箋をご自宅近くの薬局へ送付します。ただし、初診の方や採血が必要なタイミング、薬の調整が必要な時期、提携先でのエコー検査結果を踏まえた方針見直し時には対面での受診をお願いしています。

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参考文献

  1. 日本甲状腺学会「バセドウ病治療ガイドライン 2019」, 2019 [Link]
  2. 日本甲状腺学会「甲状腺結節取扱い診療ガイドライン」, 2018 [Link]