健診でLDLコレステロールが高いと言われたら?何科・再検査・持参物

健康診断で「LDLコレステロールが高い」「脂質の再検査が必要」と書かれていても、症状がなく、何科へ行くのか、食事を抜いて受診すべきか迷う方は少なくありません。

この記事では、健診結果を受け取ってから内科へ相談するまでの流れと、八丁堀3丁目クリニックを受診する際の準備を整理します。受診時期は一律ではないため、まず結果票と健診機関からの指示を確認してください。

LDLコレステロールの一般的な基準

日本動脈硬化学会の診断基準では、LDLコレステロール値は次のように区分されます。

LDLコレステロール値一般的な区分
140 mg/dL以上高LDLコレステロール血症
120〜139 mg/dL境界域高LDLコレステロール血症

これは脂質異常症を見つけるための一般的な基準です。数値だけで、すぐに薬が必要か、どの値を治療目標にするかが決まるわけではありません。

実際の評価では、年齢、血圧、糖尿病・腎臓病などの有無、喫煙歴、心筋梗塞や脳梗塞の既往、家族歴なども確認します。境界域であっても詳しい評価が必要な方がいる一方、高値でも生活習慣の見直しから始められる場合があります。

何科を受診すればよい?

健診でLDLコレステロール高値を指摘された場合は、まず一般内科で相談できます。健診結果全体とこれまでの経過を確認し、必要に応じて追加検査や専門診療科への紹介を検討します。

八丁堀3丁目クリニックでは、Web予約で「一般内科」をお選びください。予約なしでも受診できます。持ち物や当日の流れは初診の方へをご確認ください。

いつ受診する?

結果票に「要再検査」「要精密検査」「要受診」などの記載や受診時期の指定がある場合は、その指示を優先してください。健診機関によって判定記号の意味が異なるため、記号だけを見て受診時期を決めないことが大切です。

受診時期が書かれていない場合や、以前から高値が続いている場合は、結果票を持って個別にご相談ください。この記事では「何日以内」「何か月様子を見る」といった一律の期限は設けていません。

初診では何を確認する?

初診では、LDLコレステロールだけでなく、HDLコレステロール、中性脂肪、血糖、血圧、腎機能など、結果票全体を確認します。過去の結果があれば、今回だけ高いのか、高値が続いているのかも診療の参考になります。

追加の採血や他の検査が必要かどうかは、健診結果、症状、既往歴、服用中の薬などを確認したうえで医師が判断します。健診結果で足りる場合もあるため、全員が同じ検査を受けるわけではありません。

採血前は食事を抜く?

食事をしていても受診できます。八丁堀3丁目クリニックでは初診当日の採血にも対応していますが、実際に行う検査は診察後に決めます。

脂質検査で「空腹時」とする場合、日本動脈硬化学会・厚生労働省の資料では、基本的に10時間以上の絶食とされています。水や無糖のお茶など、カロリーのない水分は摂取できます。食後の採血では、中性脂肪の評価方法やLDLコレステロールの算出方法が変わることがあります。

一方、必要な検査や安全な食事の取り方は、糖尿病治療中か、妊娠中か、服用中の薬があるかなどによっても異なります。受診のために常用薬を自己判断で中止したり、無理に絶食したりせず、結果票や事前に受けた指示を優先してください。

初診時の持ち物

次のものをご用意ください。

  • 今回の健康診断結果票(コメント欄を含む全ページ)
  • 過去の健康診断や血液検査の結果(お持ちの場合)
  • マイナンバーカード(マイナ保険証)または資格確認書
  • お薬手帳、服用中の薬が分かる資料

詳しい持ち物は健康診断の結果を持参する際のチェックリストにもまとめています。

LDLが高いと、すぐ薬が必要?

LDLコレステロール値だけで薬の必要性は決まりません。生活習慣の確認から始める場合もあれば、動脈硬化のリスクや既往歴を考慮して薬物療法を検討する場合もあります。

八丁堀3丁目クリニックでは、健診結果と問診をもとに一人ひとりのリスクを評価し、生活習慣の見直し、追加検査、薬物療法の必要性を相談します。診療内容の詳細は脂質異常症の診療ページをご覧ください。

受診の流れ

  1. Web予約で「一般内科」を選ぶ、または予約なしで来院する
  2. 健診結果票、過去の結果、お薬手帳を持参する
  3. 結果票全体と、既往歴・服薬・生活状況を確認する
  4. 必要な追加採血や検査を医師と相談する
  5. 個別のリスクに応じて、生活習慣の見直しや治療方針を決める

結果票を受け取ったままにせず、書かれている指示を確認するところから始めましょう。判断に迷う場合は、八丁堀3丁目クリニックの一般内科へご相談ください。

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参考資料

執筆・医学監修: 石田 和也(院長)