疾患
健診フォロー外来 — 「健診で引っかかった」を放置しないために
八丁堀3丁目クリニック(宝町駅 A4 出口徒歩 3 分・八丁堀駅 B2 出口徒歩 5 分)では、健康診断や人間ドックで異常値を指摘された方のフォロー診療を行っています。内科専門医・糖尿病・内分泌代謝専門医・高血圧専門医による診療体制で、血圧・血糖・コレステロール・尿酸・甲状腺・貧血など幅広い項目に対応し、必要に応じて精密検査や継続治療まで一貫してサポートします。八丁堀3丁目クリニックは中央区特定健診の実施医療機関です。
健診フォローとは
八丁堀3丁目クリニックでは、健康診断・人間ドック・特定健康診査で「要再検査」「要医療」「要精密検査」と判定された方の精密検査と継続治療を行っています。健診で指摘される項目は多岐にわたりますが、自覚症状がほとんどないまま生活習慣病が進行しているケースも少なくないため、結果が出たタイミングでの早めの受診をお勧めしています。
健康診断は「異常を見つけて終わり」ではなく、「異常があれば医療機関で精密検査と治療につなぐこと」が本来の目的です。指摘された数値を放置すると、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・腎機能障害など重大な合併症を招くリスクが高まります。当院では中央区・八丁堀エリアの会社員の方を中心に、健診結果に基づいた診療を行っています。
「再検査と書かれていたけど、忙しくて受診できていない」「数値の意味がわからない」「どの病院に行けばいいかわからない」といった方こそ、ぜひお気軽にご相談ください。
中央区特定健康診査の実施医療機関
当院は中央区の特定健康診査の実施医療機関に登録されています。中央区にお住まいの40〜74歳の方は、中央区から届く受診券を使って当院で特定健診を受けることもでき、結果に応じた精密検査・治療まで一貫してサポートできます。
健診で「引っかかる」主な項目と対応疾患
健康診断で指摘されることの多い項目と、当院で対応できる関連疾患・検査をご紹介します。
血圧の異常 → 高血圧
健診で「収縮期血圧 140mmHg以上」または「拡張期血圧 90mmHg以上」と指摘された方は高血圧の可能性があります。家庭血圧の測定を組み合わせて評価し、生活習慣指導と必要に応じた薬物療法で管理します。
血糖・HbA1cの異常 → 糖尿病・糖尿病予備群
健診で「空腹時血糖 110mg/dL以上」「HbA1c 6.0%以上」を指摘された方は糖尿病または糖尿病予備群の可能性があります。神野副院長(糖尿病専門医)が中心となって診療を行います。
LDL・中性脂肪・HDLの異常 → 脂質異常症
健診で「LDLコレステロール 140mg/dL以上」「中性脂肪 150mg/dL以上」「HDLコレステロール 40mg/dL未満」と指摘された方は脂質異常症の可能性があります。動脈硬化リスクを総合的に評価し、食事・運動・薬物療法で管理します。
尿酸値の異常 → 高尿酸血症(痛風)
健診で「尿酸値 7.0mg/dL以上」と指摘された方は高尿酸血症(痛風)の可能性があります。無症状の段階から治療を始めることで、痛風発作と腎機能障害の両方を予防できます。
TSH・甲状腺ホルモンの異常 → 甲状腺疾患
健診で「TSH異常」「甲状腺ホルモン異常」を指摘された方は甲状腺疾患の可能性があります。当院では血液検査によるスクリーニングを行い、エコーや精密検査が必要な場合は連携先の専門病院へご紹介します。
ヘモグロビン(Hb)の異常 → 貧血
健診で「ヘモグロビン低値」を指摘された方は貧血の可能性があります。鉄欠乏性貧血が最も多いですが、隠れた消化管出血など別の原因疾患があるケースもあるため、一度の血液検査で原因を確認することをお勧めします。
肝機能の異常(AST/ALT/γ-GTP) → 脂肪肝・アルコール性肝障害ほか
健診で「肝機能異常」を指摘された方は脂肪肝・アルコール性肝障害・薬剤性肝障害などの可能性があります。原因の評価と生活習慣の見直しが治療の第一歩です。必要に応じて連携医療機関での画像検査をご紹介します。
腎機能の異常(eGFR・尿蛋白) → 慢性腎臓病
健診で「eGFR低下」「尿蛋白陽性」を指摘された方は慢性腎臓病の可能性があります。早期発見・早期治療で進行を抑えられるため、放置せず一度ご相談ください。
内臓脂肪型肥満・腹囲増加 → メタボリックシンドローム
健診で「腹囲増加(男性85cm以上・女性90cm以上)と複数のリスク」を指摘された方はメタボリックシンドロームの可能性があります。総合的な生活習慣改善で多くの数値が一緒に改善します。
健診結果を放置するリスク
健診で指摘されたまま受診しないと、次のような問題が起こりえます。
- 動脈硬化が静かに進行し、ある日突然心筋梗塞・脳梗塞を発症する
- 糖尿病が進行し、神経障害・網膜症・腎症などの合併症が現れる
- 痛風発作が突然起こり、激痛で歩けなくなる
- 慢性腎臓病が進行し、人工透析が必要になる可能性がある
- 治療開始のタイミングが遅れ、薬の量や種類が増える
- 来年の健診でさらに悪化した数値が出る
早めの受診が予防につながる
健康診断の数値は「いま身体で起きていることのサイン」です。早めに対応すれば生活習慣の改善だけで済むこともあり、薬を使うとしても少量で済むことが少なくありません。
八丁堀3丁目クリニックの健診フォロー外来でできること
1. 健診結果に基づく問診と評価
初診時に健診結果をお預かりし、指摘された項目について丁寧にご説明します。「どの数値が・どの程度・どのリスクがあるのか」「すぐに治療が必要か・経過観察でよいか」を、患者さんの年齢・既往歴・家族歴・生活習慣を踏まえて判断します。
2. 必要な精密検査の手配
健診の血液検査だけでは判断しきれない場合、追加の血液検査・尿検査・心電図・必要に応じて画像検査を行います。当院で実施できない検査(頭部MRI・腹部CT・甲状腺エコー など)は、連携医療機関へスムーズにご紹介する体制を整えています。
3. 生活習慣指導と薬物療法
患者さんの仕事の状況・食生活・運動習慣をうかがったうえで、現実的に続けられる範囲での改善方針をご提案します。生活習慣の改善だけで目標値に届かない場合は、ガイドラインに準拠した薬物療法を併用します。
4. 長期的な経過観察と再評価
数値が安定した後も、定期的な採血と診察で経過を追います。中央区八丁堀の働き盛りの方が継続して通えるよう、土曜午前診療やオンライン診療など柔軟な受診形態をご用意しています。
5. 関連する生活習慣病をまとめて管理
健診で複数の項目を指摘された方も、当院で高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症・甲状腺疾患などをまとめて管理することができます。複数の医療機関に通う負担を減らしながら、心血管リスクを総合的に下げる診療を行います。
健診フォロー外来の受診の流れ
ステップ1: 受診予約
Web予約 または公式LINEから予約サイトへアクセスして予約してください。お電話(03-6222-2772)でも受け付けています。「健診で引っかかったので受診したい」と一言お伝えいただくとスムーズです。
ステップ2: 初診時に健診結果を持参
健診結果票・人間ドックの結果一式・特定健診の結果通知をご持参ください。会社の健診の場合、自分の控えがない方は会社の健康管理室や健診機関に問い合わせて結果票をお取り寄せください。
ステップ3: 問診・診察・追加検査
医師が健診結果を確認しながら、症状や生活状況を詳しくおうかがいします。追加で血液検査・尿検査・心電図などが必要な場合は、その日に実施するか後日改めて行うかをご相談します。
ステップ4: 結果説明・治療方針の決定
検査結果が出揃った時点で、診断と治療方針を丁寧にご説明します。「すぐに薬を始めるかどうか」「生活習慣の改善から始めるか」「経過観察でよいか」を患者さんと相談しながら決めていきます。
ステップ5: 継続フォロー
治療が始まった後は、症状や数値の安定状況に応じて1〜3か月ごとに診察を行います。安定した方はオンライン診療での継続も可能です。
よくあるご質問
Q. 健診結果に「要再検査」と書かれていました。すぐに受診すべきですか?
A. 「要再検査」「要精密検査」「要医療」と書かれている場合は、放置せずに早めの受診をお勧めします。多くの場合、健診の翌月〜2か月以内が理想的なタイミングです。「再検査」と「精密検査」「要医療」では緊急性が異なりますが、いずれも受診することで「本当に異常があるのか」「治療が必要か」を明確にできます。中央区にお住まい・お勤めの方で、健診結果をお持ちでしたらぜひご相談ください。
Q. 健診結果は何か月以内のものなら使えますか?
A. おおむね 3か月以内 の健診結果であれば、それをもとに診療方針を決めることができます。半年以上経過している場合は、当院での再採血をお願いするケースが多いです。健診結果が複数ある方は、過去の結果と比較することで数値の推移が分かり、より精度の高い評価ができますので、お持ちのものをすべてご持参ください。
Q. 会社の健診結果を家族や本人に共有してもらえないのですが、どうすればよいですか?
A. 会社の産業医や健康管理室、健診を実施した医療機関に直接お問い合わせいただくと、結果票の写しを取得できる場合が多いです。健診結果がなくても受診は可能ですが、その場合は当院での採血を改めてお願いすることになります。
Q. 健診で指摘された項目が複数ありますが、まとめて診てもらえますか?
A. 可能です。当院では生活習慣病に関わる健診項目(血圧・血糖・脂質・尿酸・肝機能・腎機能・甲状腺など)をまとめて管理する体制をとっています。むしろ複数の項目が同時に指摘される場合は、相互に関連する生活習慣病が背景にあることが多く、まとめて評価したほうが治療方針が立てやすいケースがほとんどです。
Q. 数値が少しだけ基準を超えています。生活習慣を変えれば薬は飲まなくて済みますか?
A. 軽度の異常で他のリスク因子(年齢・家族歴・他の生活習慣病)がない方は、生活習慣の改善だけで数値が改善するケースは少なくありません。当院ではまず生活習慣の見直しから始めて 3か月程度経過を見ることが多いです。改善が見られない場合や、すでに動脈硬化が進行している方には薬物療法を併用しますが、最初から薬と決めつけることはありません。
Q. オンライン診療で健診フォローは受けられますか?
A. 初診の方は、健診結果を踏まえた問診や追加検査の必要性判断のため、まずは対面での受診をお願いしています。継続治療の段階に入って数値が安定された方は、オンライン診療への切り替えが可能です。
Q. 中央区民でなくても受診できますか?
A. もちろん受診いただけます。八丁堀3丁目クリニックは中央区の会社にお勤めの方も多くいらっしゃいます。お住まいの自治体で受けた健診の結果でも問題ありませんので、ぜひお持ちのうえご来院ください。
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院長・内科専門医。京都大学医学部卒・MPH 取得。医承会グループ理事長
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副院長・内科専門医・糖尿病専門医・内分泌代謝科専門医。糖尿病・内分泌代謝・生活習慣病全般の外来を担当
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