疾患

メタボリックシンドローム — 内臓脂肪と生活習慣病リスクを早期に評価・改善

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満に高血圧・高血糖・脂質異常のうち2つ以上が重なった状態で、心血管リスクを高めます。中央区八丁堀の八丁堀3丁目クリニックでは、健診後の精密検査・特定保健指導・各疾患の治療まで一貫対応。宝町駅A2出口徒歩2分。Web予約・オンライン診療対応。

監修: 石田 和也(院長)公開日: 最終更新日:

メタボリックシンドロームとは

メタボリックシンドロームは、お腹周りに脂肪がついた内臓脂肪型肥満(腹囲 男性85cm以上・女性90cm以上)に、血圧・血糖・脂質の異常のうち2つ以上が重なった状態です。それぞれの異常が軽度でも、重なることで動脈硬化が加速し、心筋梗塞・脳梗塞のリスクが大きく高まります。自覚症状はほとんどないため、健診での指摘をきっかけに、早い段階で評価と生活習慣の見直しに取り組むことが重要です。内臓脂肪は皮下脂肪に比べて食事・運動による減少が早く、適切な介入によって複数の異常を同時に改善できる可能性があります。

八丁堀3丁目クリニックでの診療

担当医師

神野晃介副院長は、内科専門医・糖尿病専門医・内分泌代謝科専門医の3つの認定資格を有し、糖尿病・内分泌代謝・生活習慣病全般の専門外来を担当しています。メタボリックシンドロームの中核病態である内臓脂肪型肥満と糖代謝異常の評価・治療において、専門医としての診療を提供します。

石田和也院長は、内科専門医・公衆衛生学修士(MPH)・高血圧マスタークラス修了の資格を有し、東京女子医科大学病院 高血圧・内分泌内科およびJCHO東京山手メディカルセンター 糖尿病・内分泌内科での臨床経験を踏まえ、高血圧および合併症の評価を担当します。

初診時の診療の流れ

健診結果を持参して初診を受けられる方の典型的な流れは以下の通りです。

  • 問診: 健診結果の内容、自覚症状の有無、生活習慣(食事・運動・喫煙・飲酒・睡眠)、家族歴、既往歴、服用中の薬剤を確認
  • 身体診察・測定: 身長・体重・BMI・腹囲・血圧の測定
  • 必要な検査の実施: 採血・採尿、必要に応じて心電図、動脈硬化検査(CAVI/ABI)
  • 結果説明と治療方針の相談: 検査結果に基づき、現状のリスク評価と改善方針を医師から説明
  • 治療計画の決定: 生活習慣改善のみで様子を見るか、薬物治療を併用するか、特定保健指導を導入するかを患者さんと相談して決定

動脈硬化の進行度を確認する検査

八丁堀3丁目クリニックでは、動脈硬化検査(CAVI/ABI)を実施しており、血管の硬さや詰まりの程度を簡便に評価できます。検査は十数分で完了し、痛みもありません。「血圧や血糖の数値だけでは実感がわかない」という方も、動脈硬化検査で具体的な数値や年齢相当値を見ることで、改善のモチベーションが高まることが多くあります。

八丁堀3丁目クリニックでの特定保健指導

八丁堀3丁目クリニックでは、特定保健指導を実施しています。中央区にお住まいの方の特定健診後のフォローはもちろん、職域健診(企業の健診)の結果から特定保健指導の対象となった方も、ご相談いただけます。

オフィス街立地という地域特性から、企業健診後にメタボ判定を受けた働く世代の方の受診を多くいただいており、ビジネスパーソンが平日の業務時間内に通院しやすいよう、Web予約・オンライン診療で柔軟に対応しています。

保健指導と通常診療の違い

特定保健指導は「保健指導」であり、薬物治療を含む「医療」とは異なる枠組みで提供されます。指導の中で薬物治療が必要と判断された場合は、通常診療(保険診療)に切り替えて治療を行います。八丁堀3丁目クリニックでは、保健指導と通常診療をシームレスに移行できる体制を整えています。

適応がある場合の専門医療機関への紹介

肥満の程度が高度(BMI35以上)、または糖尿病を合併していて減量による治療効果が期待できる場合、保険適用での肥満外来(GLP-1受容体作動薬を用いた肥満症治療)が選択肢となることがあります。八丁堀3丁目クリニックでは、診察により肥満症治療の医学的適応を評価し、適応があると判断した場合には、肥満外来を実施可能な専門医療機関へ責任を持ってご紹介します。患者さんごとに状況は異なりますので、適応の有無や治療方針については、まず診察にてご相談ください。

オンライン診療でのメタボ管理

八丁堀3丁目クリニックではオンライン診療にも対応しており、メタボリックシンドロームの継続管理にも活用できます。ただし、初診時の身体診察、採血、心電図、動脈硬化検査などはオンラインでは実施できないため、対面受診と組み合わせた運用が基本となります。

八丁堀3丁目クリニックでのメタボリックシンドローム診療の特色

メタボリックシンドロームは「腹囲基準 + 高血圧・高血糖・脂質異常のうち2つ以上」が揃った状態で、心血管疾患のリスクが大きく高まります。八丁堀3丁目クリニックは中央区八丁堀のオフィス街に位置し、40〜50代の働く世代の男性を中心に、健診で複数項目を指摘された方が多く来院されます。八丁堀3丁目クリニックでは、内科・糖尿病・内分泌代謝科の3資格を持つ神野副院長を中心に、内臓脂肪型肥満の評価・複数のリスク因子を統合的に管理する診療を提供しています。中央区特定健診と連動した特定保健指導からのフォローにも対応しています。

主担当医・神野副院長より

メタボリックシンドロームの診療で大切にしているのは、「個別の数値を別々に治療するのではなく、内臓脂肪を共通の根本原因として捉える」という視点です。多くの場合、内臓脂肪を少し減らすだけで、血圧・血糖・脂質の値が同時に改善することが知られています。働く世代の方には「いきなり大幅な減量を目指す」のではなく、「まず無理のない範囲で、3ヶ月続けられる目標から始める」という形をおすすめしています。健診で複数項目を指摘された方こそ、早期介入の効果が大きい段階です。お気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q. 健診で「メタボ」と言われましたが、自覚症状がありません。受診は必要ですか?

A. メタボリックシンドロームは自覚症状がほとんどないまま動脈硬化を進行させるため、健診で指摘された段階での評価が重要です。八丁堀3丁目クリニックでは、健診結果のコピーをお持ちいただければ、採血・動脈硬化検査(CAVI/ABI)などで現状を評価し、生活習慣の改善から各疾患の治療まで一貫して対応します。

Q. 特定保健指導はどこで受けられますか?

A. 中央区の特定健診で対象と判定された場合、中央区から指定の保健指導機関が案内されます。八丁堀3丁目クリニックは特定保健指導を実施しているため、健診後にそのまま保健指導をご希望の場合はご相談ください。職域健診(企業健診)の結果からの特定保健指導もご相談いただけます。

Q. オンライン診療でメタボの相談はできますか?

A. はい。健診結果をお持ちでしたら、オンライン診療でも初回相談を受けることが可能です。継続管理の段階では、自宅で測定した体重・腹囲をオンライン診療時に共有することで、定期的な経過観察ができます。ただし、初診時の身体診察、血液検査、心電図、動脈硬化検査などはオンラインでは実施できないため、対面受診と組み合わせた運用が基本です。

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参考文献

  1. 日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2022年版」, 2022 [Link]
  2. 日本肥満学会「肥満症診療ガイドライン 2022」, 2022 [Link]
  3. 厚生労働省「特定健康診査・特定保健指導」 [Link]
  4. メタボリックシンドローム診断基準検討委員会「メタボリックシンドロームの定義と診断基準」 日本内科学会雑誌 [Link]