症状
健康診断の再検査 — 考えられる原因・受診の目安・何科を受診すべきか
健康診断で「要再検査」「要精密検査」と指摘された場合、高血圧・糖尿病・脂質異常症・肝機能障害・腎機能障害・貧血・甲状腺疾患などが背景にある可能性があります。指摘を受けたら放置せず、2〜4週間以内に内科を受診して精密検査を受けることをお勧めします。八丁堀3丁目クリニック(東京都中央区八丁堀・宝町駅徒歩3分)では、健診結果をお持ちいただければ当日の採血・検査から結果説明・治療開始まで院内で完結できます。
早急な受診が必要なケース
健診の再検査は多くの場合、数週間以内の受診で問題ありませんが、以下のような場合は速やかに医療機関を受診してください:
- 血圧が180/120 mmHg以上と記載されている — 高血圧緊急症の可能性があり、頭痛・視力異常・胸痛を伴う場合は救急受診してください
- 血糖値やHbA1cが著しく高値で、のどの渇き・体重減少・強い倦怠感を伴っている — 糖尿病の急性合併症のリスクがあるため、早急に受診してください
- 強いだるさ・急激な体重減少・持続する微熱を伴う — 血液疾患や悪性腫瘍など、精密検査が必要な疾患の可能性があります
これらに該当する場合は、2〜4週間を待たずできるだけ早く受診してください。
こんな指摘を受けていませんか?
健康診断の結果通知書で以下のような指摘を受けた方は、再検査・精密検査の対象です。「要再検査」「要精密検査」「要医療」のいずれであっても、放置せずに内科を受診してください。
- 血圧が高いと指摘された(収縮期140 mmHg以上 / 拡張期90 mmHg以上)
- 血糖値が高い、またはHbA1cが高いと指摘された
- コレステロール値(LDL・HDL)や中性脂肪(空腹時150以上 / 随時175以上)が異常と指摘された
- 肝機能(AST・ALT・γ-GTP)が高いと指摘された
- 腎機能(クレアチニン・eGFR)に異常があると指摘された
- 尿酸値が高いと指摘された
- 貧血(ヘモグロビン低値)と指摘された
- 尿検査で尿蛋白・尿糖・尿潜血が陽性と指摘された
- 心電図に異常があると指摘された
- 甲状腺に関する指摘を受けた
考えられる原因・疾患
健康診断の異常値は、生活習慣病をはじめとする慢性疾患の早期発見の手がかりです。以下に、健診で指摘されやすい主な疾患をご紹介します。
高血圧
血圧が140/90 mmHg以上の場合に指摘されます。自覚症状がほとんどないため健診で初めて発見されることが多い疾患です。放置すると動脈硬化が進行し、脳卒中・心筋梗塞・腎障害のリスクが高まります。八丁堀3丁目クリニックでは家庭血圧測定の指導と動脈硬化検査(ABI/CAVI)に対応しています。
糖尿病
空腹時血糖126 mg/dL以上、またはHbA1c 6.5%以上で糖尿病の診断基準を満たします。初期には自覚症状がほとんどなく、健診で発見されるケースが大半です。放置すると網膜症・腎症・神経障害などの合併症が進行します。八丁堀3丁目クリニックでは糖尿病内科として院内でのHbA1c迅速測定(当日結果説明可能)に対応しています。
脂質異常症
LDLコレステロール140 mg/dL以上、HDLコレステロール40 mg/dL未満、中性脂肪 空腹時150 mg/dL以上(随時採血の場合は175 mg/dL以上)のいずれかで指摘されます。自覚症状はありませんが、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞・脳梗塞のリスクを高めます。
高尿酸血症(痛風)
尿酸値7.0 mg/dL以上で指摘されます。放置すると痛風発作(足の親指の付け根などの激痛)を起こすほか、腎障害のリスクもあります。食事療法と必要に応じた内服治療で管理します。
甲状腺疾患
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)や甲状腺機能低下症(橋本病)は、血液検査で甲状腺ホルモン(TSH・FT4)を測定することで診断できます。だるさ・動悸・体重変動・むくみなどの症状がある場合は特に注意が必要です。八丁堀3丁目クリニックでは甲状腺の血液検査(TSH・FT4)を院内で実施しており、エコー検査が必要な場合は近隣の検査専門クリニックで検査を実施していただき、結果は八丁堀3丁目クリニックでご説明します。
肝機能障害・腎機能障害
AST・ALT・γ-GTPの上昇は脂肪肝・アルコール性肝障害・ウイルス性肝炎などを示唆します。クレアチニン上昇・eGFR低下は慢性腎臓病(CKD)の可能性があります。いずれも精密検査と生活習慣の見直しが重要です。
受診の目安 — いつ病院に行くべきか
健診結果の通知書に「要再検査」「要精密検査」「要医療」と記載されている場合は、以下を目安に受診してください。
- 「要医療」「要治療」と記載されている場合: できるだけ早く(1〜2週間以内に)内科を受診してください。すでに治療開始が必要なレベルの異常値である可能性があります
- 「要再検査」「要精密検査」と記載されている場合: 2〜4週間以内に受診してください。再検査の結果、治療が必要かどうかを判断します
- 「要経過観察」と記載されている場合: 3〜6ヶ月後に再検査が推奨されます。ただし自覚症状がある場合は早めに受診してください
健康診断の再検査は何科を受診すればよいか
健康診断で指摘された異常値の大半は、内科での精密検査で対応できます。血圧・血糖・コレステロール・肝機能・腎機能・尿酸値・貧血・甲状腺など、一般的な健診項目はすべて内科の守備範囲です。
「糖尿病内科」「循環器内科」など専門科を探す必要はあるかとご質問をいただくことがありますが、まずは一般内科で全体を評価してから、必要に応じて専門科へご紹介する流れが効率的です。
八丁堀3丁目クリニックでは、内科・糖尿病内科として健診結果の精査に幅広く対応しています。血液検査・尿検査・心電図・動脈硬化検査(ABI/CAVI)など、再検査に必要な検査の多くを院内で実施できます。甲状腺エコー検査が必要な場合は、近隣の検査専門クリニックと連携して対応しています。
八丁堀3丁目クリニックでの再検査の流れ
八丁堀3丁目クリニック(東京都中央区八丁堀3-2-5 八丁堀医療ビル2F・都営浅草線 宝町駅A4出口より徒歩3分・JR京葉線 八丁堀駅A3出口より徒歩5分)では、以下の流れで健診結果の精密検査を行っています。オフィス街の立地を活かし、平日午前・昼休み・終業後の受診にも対応しています。
1. 初診・健診結果の確認(約15分)
健診結果の通知書(原本またはコピー)をお持ちください。異常値の内容を確認し、追加で必要な検査をご説明します。Web予約またはLINE予約に対応しており、「健診再検査希望」とご入力いただければスムーズです。
2. 精密検査(当日実施可能)
八丁堀3丁目クリニックでは、以下の検査を初診当日に実施できます。
- 血液検査(血糖・HbA1c・脂質・肝機能・腎機能・甲状腺・尿酸・血算等)
- 尿検査(尿蛋白・尿糖・尿潜血の定量評価)
- 心電図検査
- 動脈硬化検査(ABI/CAVI)
- 甲状腺エコー検査(近隣の検査専門クリニックで実施・結果は八丁堀3丁目クリニックでご説明)
3. 結果説明・治療方針のご相談(約20分・再診時)
HbA1cについては院内迅速測定に対応しており、採血後約10分で結果をお伝えできます。その他の血液検査は外注となり、結果は3〜5営業日後にお伝えします。検査結果を踏まえて、治療が必要かどうか、必要な場合はどのような治療を行うかをご説明します。生活習慣の見直し(食事・運動)で改善を目指すケース、内服治療を開始するケース、専門医療機関へご紹介するケースのいずれかになります。
4. 継続フォロー
治療を開始した場合は、月1回〜3ヶ月に1回のペースで定期的な血液検査と診察を行い、治療効果を評価します。出張の多い方にはオンライン診療でのフォローにも対応しています(初診は対面が必要です)。
八丁堀3丁目クリニックは東京駅から2駅・日本橋エリアからも徒歩圏内の立地にあり、職場近くで健診再検査を済ませたいビジネスパーソンの方に多くご利用いただいています。
よくあるご質問
Q. 健康診断の再検査はどのくらいの期間内に受けるべきですか?
A. 「要再検査」「要精密検査」の場合は2〜4週間以内、「要医療」「要治療」の場合は1〜2週間以内の受診をお勧めします。健診で指摘される異常値の多くは自覚症状がないため「急がなくてもいいだろう」と思われがちですが、特に血糖値・血圧・コレステロールの異常は放置するほど動脈硬化が進行し、将来の心筋梗塞・脳卒中のリスクが高まります。結果通知書が届いたら、早めに受診されることをお勧めします。
Q. 健康診断の再検査は何科を受診すればいいですか?
A. 内科を受診してください。血圧・血糖・コレステロール・肝機能・腎機能・尿酸・貧血・甲状腺など、一般的な健診項目はすべて内科で精密検査が可能です。八丁堀3丁目クリニックでは、内科・糖尿病内科として健診結果の精査に幅広く対応しており、院内で血液検査・尿検査・心電図・動脈硬化検査を実施できます。
Q. 健康診断の再検査を受けないとどうなりますか?
A. 再検査を受けずに放置した場合、背景にある疾患が未治療のまま進行するリスクがあります。例えば高血圧は自覚症状がほとんどないまま動脈硬化を進行させ、数年後に脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性があります。糖尿病も同様に、初期には症状がなくても放置すると網膜症(視力低下)・腎症(透析)・神経障害(足の壊疽)などの重大な合併症につながります。健診は早期発見の貴重な機会ですので、指摘を受けたら必ず受診してください。
Q. 健康診断の再検査ではどんなことをしますか?
A. 指摘された項目に応じて、以下のような検査を行います。血圧高値の場合は院内血圧測定・家庭血圧記録の確認・動脈硬化検査(ABI/CAVI)・心電図・血液検査(腎機能・電解質等)。血糖値・HbA1c高値の場合は血液検査(空腹時血糖・HbA1c・インスリン分泌能等)・尿検査。コレステロール・中性脂肪高値の場合は血液検査(脂質精密検査)・動脈硬化検査。肝機能高値の場合は血液検査(肝炎ウイルス検査等)・腹部エコー。甲状腺の指摘では血液検査(TSH・FT4・FT3)を院内で実施し、エコー検査が必要な場合は近隣の検査専門クリニックで実施します。
八丁堀3丁目クリニックでは、これらの検査の多くを初診当日に実施できます。HbA1cは院内迅速測定に対応しており、採血後約10分で結果をお伝えします。
Q. 健康診断の再検査で見つかる可能性がある病気は何ですか?
A. 主に以下の疾患が見つかる可能性があります。高血圧(血圧140/90 mmHg以上)、糖尿病・境界型糖尿病(空腹時血糖110 mg/dL以上、HbA1c 6.0%以上)、脂質異常症(LDLコレステロール140 mg/dL以上、中性脂肪 空腹時150 mg/dL以上(随時175 mg/dL以上))、高尿酸血症(尿酸値7.0 mg/dL以上)、甲状腺疾患(バセドウ病・橋本病など)、肝機能障害(脂肪肝・ウイルス性肝炎など)、腎機能障害(慢性腎臓病(CKD))、貧血(鉄欠乏性貧血・慢性疾患に伴う貧血)。
Q. 健康診断の再検査はオンライン診療で受けられますか?
A. 初回の再検査は対面での受診が必要です。精密検査として血液検査・尿検査・心電図・エコー検査などを行う必要があり、これらは院内でしか実施できないためです。ただし、検査結果の説明や治療開始後の継続フォロー(薬の効果確認・生活習慣の相談等)については、八丁堀3丁目クリニックではオンライン診療にも対応しています。出張の多いビジネスパーソンの方にもご利用いただいています。
参考文献
- 日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン 2019」, 2019
- 日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン 2024」, 2024
- 日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2022年版」, 2022
- 厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」